Ecosystems Management & Resilience

03/15(日) 16:00-17:30 Hagi Hall

モデレーター(EC)より、生態系を活用した適応(EbA)や生態系を活用した防災(Eco-DRR)は、それぞれ気候変動枠組条約と生物多様性条約において認められており、今後は、これまでのパイロット事例の積み上げから、スケールアップしていくことが課題と指摘。その後、ガンビア、ハイチ、GEF、Wetland International、Swiss Reが以下を発言。
ガンビア:EbAとEco-DRRは同じコインの両面。脆弱な社会でもEco-DRRを活用可能。
ハイチ:健全な生態系は防災機能を高めるとの認識の下、14の海洋保護区を設置して沿岸地域の防災に取り組んでいる。
GEF:人間の経済活動が地球のキャパシティを越えていることが自然災害を増大させている。GEFは、アフリカでの小規模農家支援、持続可能な都市、の2つのプログラムで防災に関与。2015年は、防災会議に加え、開発のための資金、SDGs、COP21と重要な年。分野ごとにサイロに入って議論するのではなく、統合的な観点から検討することが大事。
Wetland International:Eco-DRRを工学的設計に統合していくことが大事。Eco-DRRを主流化させていくためには、チャンピョンと働くこと、様々なビジネスモデルを試し、新しい資金動員モデルを検討すること、ブローカーとしてのNGOの役割が重要であることを指摘。
Swiss Re:費用便益分析の結果、Eco-DRRへの投資が費用対効果の高い手法であるとの結果を紹介。

報告者:西川敦子(CIジャパン)